中村研一と中村琢二展が開催

はじめに
福岡の宗像出身の兄弟画家、中村研一と中村琢二。福岡市の福岡県立美術館では4階展示室において「中村研一と中村琢二展」を開催し、宗像が生んだ2人の画業の魅力を紹介します。
開催期間は2024年12月21日(土)から2025年2月2日(日)まで。
ここでは当展覧会での見どころをピックアップしますので、お出かけ前の参考にしてください!
イベント紹介
中村研一と中村琢二とは
中村研一(1895年~1967年)と中村琢二(1897年~1988年)は宗像出身の画家兄弟で、日本の洋画に大きな足跡を残したことで知られています。研一は早熟で、正確なデッサンと線、明確な光と影のコントラストが特徴の画家。琢二は大器晩成型で、透明感のあるみずみずしい色彩が作風です。
概要
今回の「中村研一と中村琢二展」では、近年発見された中村研一の滞欧期の初公開作品を中心に展示。その他の初公開作品も多数用意され、作品を通して2人の画業の魅力に迫ります。
地元・宗像市や古賀市の有志による作品収集と公開の歴史といった、コレクターの活動紹介も見どころです。
ギャラリートーク
同会場では2024年12月21日(土)、2025年1月25日(土)、2月1日(土)のいずれも14時より、担当学芸員による展覧会や作品についてのギャラリートークを実施します。
時間は30分程度。参加は無料(要観覧券)で、予約不要です。
販売グッズ
福岡県立美術館の総合案内ならびにコレクション展受付では、中村研一および中村琢二の関連グッズを販売しています。
過去の展覧会図録:
- 『没後50年 中村研一展』(会期 2018年2月3日~3月11日) 1,200円
中村研一の回顧展で、戦争記録画を含む研一の画業の全貌を紹介したもの
ポストカード:
- 中村研一《サイゴンの夢》油彩・画布、1947年
- 中村琢二《西伊豆》油彩・画布、1987年
他、数種類。各150円
イベント情報
イベント名 | 中村研一と中村琢二展 |
会場 | 福岡県立美術館・4階展示室 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1 |
開催日時 | 2024年12月21日(土) ~ 2025年2月2日(日)休館日は月曜日10:00 ~ 18:00(入館および入場は17:30まで) |
料金 | 一般:500円(350円)、高大生:200円(140円)、小中生:100円(80円) *65歳以上は350円( )内は20名以上の団体料金(身体障害者手帳の交付を受けている方等、無料制度あり) |
問い合わせ先 | 092-715-3551 |
アクセス | 福岡市地下鉄空港線・天神駅より、徒歩約10分 |
HP | https://fukuoka-kenbi.jp/exhibition/2024/0319_16793/ |
おわりに
中村研一と中村琢二は、福岡および宗像の地域文化の誇りとして愛されてきた画家です。
「中村研一と中村琢二展」で見られる2人の作品を通して、芸術に親しんでみてはいかがでしょうか。