福岡市で引っ越すなら必見!助成金・支援金を活用してお得に移住しよう

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福岡市では、子育て世帯や高齢者世帯を対象にした引っ越し支援制度が充実しています。助成金を上手に活用することで、費用の負担を大きく軽減することが可能です。
本記事では、福岡市が実施する代表的な助成制度を厳選してご紹介!移住や住み替えを検討中の方に向けて、制度内容や申請条件もわかりやすくまとめました。
目次
誰が対象になる?支援制度の共通条件まとめ

福岡市の引っ越し支援制度は、主に子育て世帯や高齢者世帯を対象とした内容になっています。制度ごとに細かな違いはあるものの、以下のような共通の条件があります。
対象となる世帯について
子育て世帯の場合は、18歳未満の子どもがいること、もしくは妊娠中であることが条件です。高齢者世帯については、65歳以上の単身世帯、または65歳以上の夫婦のみの世帯が対象となります。
引っ越しの条件について
「福岡市外から市内への転入」または「福岡市内での住み替え」が基本の対象です。制度によっては対象エリアが限定される場合もあります。
対象となる住宅について
耐震基準を満たした民間の賃貸住宅や中古住宅が原則対象となります。公営住宅や社宅などは、支援制度の対象外となるケースがほとんどです。
その他の共通条件について
引っ越し後5か月以内に申請を行う必要があり、助成金を受け取るためには振込口座の指定が求められます。また、制度によっては収入制限や世帯構成に関する条件が設けられていることもあるため、事前の確認が重要です。
福岡の引っ越し支援制度
令和7年度子育て世帯住替え助成事業
引用元:https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/jigyochosei/life/sumikaejyosei_2.html
福岡市では、子育て世帯を対象にした住み替え支援策として「令和7年度子育て世帯住替え助成事業」を実施しています。
この制度は、18歳未満の子どもがいる世帯、または妊娠中の家庭が、市内に転入または市内で住み替えを行う際に発生する初期費用(礼金・仲介手数料・引越し費用など)の2分の1を助成するものです。
上限は15万円で、多子世帯や親との近居・同居など条件を満たせばさらに5万円が加算されるため、最大20万円の助成を受けることが可能です。
中古住宅を購入する場合は、住宅金融支援機構の「フラット35地域連携型」も利用でき、当初5年間の金利優遇(▲0.5%)というメリットも。引越し後5カ月以内の申請が必要で、制度の活用には事前の確認が推奨されています。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 令和7年度子育て世帯住替え助成事業 |
電話番号 | 092-711-4279(福岡市住宅計画課) |
住所 | 福岡市中央区天神1丁目8-1 市役所3階 |
公式サイト | https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/jigyochosei/life/sumikaejyosei_2.html |
令和7年度高齢者世帯住替え助成事業
引用元:https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/jigyochosei/life/sumikaejyosei.html
福岡市が高齢者の安心・安全な住環境整備を目的に実施しているのが「令和7年度高齢者世帯住替え助成事業」です。対象は、60歳以上の単身世帯または夫婦のみの世帯で、市内の民間賃貸住宅や中古住宅への住み替えを行う方。
住み替えにかかる初期費用(礼金・仲介手数料・引越し費用など)の2分の1を助成し、上限は10万円まで。さらに、子育て世帯との近居や同居を行う場合は5万円の加算措置があり、最大15万円までの助成を受けることができます。
申請には前年の収入要件や住宅の耐震基準などの条件があり、引越し完了から5カ月以内の手続きが必要です。高齢者の住み替えによる孤立防止や生活の質の向上を支援する制度として、多くの世帯に注目されています。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 令和7年度高齢者世帯住替え助成事業 |
電話番号 | 092-711-4598(住宅都市みどり局 住宅部 住宅計画課) |
住所 | 福岡市中央区天神1丁目8-1 市役所3階 |
公式サイト | https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/jigyochosei/life/sumikaejyosei.html |
福岡市住宅計画課
引用元:https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/jigyochosei/life/soudan/top_2.html
福岡市住宅計画課は、市民の住環境整備を担う行政窓口として、引っ越し支援制度の実施主体でもあります。
子育て世帯・高齢者世帯向けの住み替え助成制度に関する問い合わせ、申請受付、書類確認などを行っており、制度を利用する際の最初の相談先として頼りになる存在です。
申請に必要な書類の確認や、制度の対象要件の確認、郵送・窓口・オンライン申請方法まで丁寧に対応。申請前の事前相談も推奨されており、希望者は電話での問い合わせや市役所3階の窓口での説明も可能です。
また、住宅政策全般を扱っているため、空き家活用や耐震改修支援、まちづくりに関する施策にも携わっています。制度を確実に活用したい方は、まずここに相談するのが安心です。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 福岡市住宅計画課 |
電話番号 | 092-711-4598 |
住所 | 福岡市中央区天神1丁目8-1 市役所3階 |
公式サイト | https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/jigyochosei/life/soudan/top_2.html |
福岡市社会福祉協議会
引用元:https://www.fuku-shakyo.jp/
福岡市社会福祉協議会は、市民の福祉向上を目的とした民間の福祉団体で、高齢者や障がい者、子育て世帯など多様な層を支える活動を行っています。
引っ越しに直接関わる助成制度の窓口ではありませんが、生活福祉資金の貸付や高齢者の生活支援、地域包括支援センターとの連携による見守り活動など、住み替え後の生活を支える支援を幅広く展開しています。
また、ボランティア活動の支援や地域福祉活動の推進にも注力しており、安心して地域に根付いた暮らしを始めたい方の強い味方です。
中央区荒戸にある「福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)」を拠点に、相談対応や各種講座、福祉サービス情報の提供を行っています。
項目 | 内容 |
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名称 | 福岡市社会福祉協議会 |
電話番号 | 092-584-3377 |
住所 | 福岡県春日市原町3丁目1‐7福岡県総合福祉センター(クローバープラザ内) |
公式サイト | https://www.fuku-shakyo.jp/ |
おわりに
福岡市では、子育て世帯や高齢者世帯をはじめとした多くの市民が、安心して新しい暮らしを始められるよう、住み替えに伴う助成制度を充実させています。
今回ご紹介した7つの制度・窓口は、引っ越し費用の負担軽減はもちろん、転居後の生活支援にもつながる心強い存在ばかりです。
制度の内容や対象条件は毎年度見直しがあるため、転居を検討している方は早めに情報収集と相談を行うのがおすすめです。福岡市での新しい生活を、安心とサポートの中でスタートさせましょう!